あけましておめでとうございます

 今年もよろしくお願いします。


 あら、MAQさんところもblogに。


 今年も国産ミステリには手を出しません。最近ひっさしぶりに読んだ小説は、S・L・トンプソンの『A-10奪還チーム 出動せよ』。やっぱ冒険小説は面白いなー。この作品なんか、ストーリーは単純だし結末だって大体予想出来ちゃうのに、ページをめくる手が止まらない止まらない。読書の楽しさの原点に立ち戻れましたよ。


 話は飛びますが、「仮面ライダー電王」が素敵すぎます。電車好きにはたまらんです。


 電車といえば、今月「カシオペア」で北海道旅行してきます。最近ワクワクしすぎて夢にまで出てきます。青森でのカマの付け替えは絶対見に行くぞ。


 JR東日本の新型車両「E233系」、いいですね。加速減速もスムーズですし、手すりも多い。シートのホールド感も良くなり、長時間の乗車でも疲労が少ないです。まだまだ余力を残して走っているようなので、高尾〜大月間のスピードアップに期待しちゃいます。


 そういえば、JR東日本長野支社のお座敷列車「浪漫」が引退するみたいですね。富士見駅の中線でマッタリしているところを何度も見かけましたが、ついに乗ることのないままさよならですか…。


 EF64もかなり退役しましたね。更新機ですら側面がサビでボコってたりしてますから、仕方がないのでしょう。EH200だけになるのは寂しいな、とか言いながら、EH200カモレの次位無動回送でEH200、つまりEH200の疑似重連状態を目にしたときには、踊りだしそうになる衝動を理性で抑え込みつつ、思わず携帯のカメラを向けてしまいました。

 展覧会です

 来週の月曜日から土曜日まで、銀座の「洋協アートホール」という場所で、「朝の会」という油絵のグループ展に出品します。
初日は午後から、土曜日は4時まで、それ以外は10〜17時が開場時間です。
私は月曜日と土曜日に会場におります。ふらっと入れますのでお気軽にご来場下さい。


 あー、絵が仕上がらないー。

 久しぶりに青黒くなってみました

新本格ミステリをきっかけとする昨今の本格ミステリブームは、厳密に言えば「広義の本格ミステリ」ブームだったわけです。なにせ鼻を切った『十角館の殺人からして、どう見ても「広義」の範疇に入る作品なのですから。「狭義の本格ミステリ」はその恩恵を受け、端の方でちょこちょこと出版させて頂いていた身のはず。中には『双頭の悪魔』のような傑作もありましたが、ブームの火を繋ぎ続けたのは、叙述トリック、メタミステリと、京極、森、メフィスト系、ラノベ系といった「広義」な作家達だったのです。


その歴史を今更「狭義」を中心に据えて語る(振り返る)ことは無理でしょう。評論家からすれば、「血筋」以外に見るべき所のほとんど無い、時々オマケのように出版されては、一部の信者のみにありがたられてる「前時代の末裔」に熱い視線を送るはずもなく、ブームの中心であった「広義」の流れを注視し、川底から周辺まであさりつくし、評論を組み上げて行こうとするのが当然だと思います。そして、現代本格ミステリの流暢は「広義」にあり、と旗を振るのもなんら普通のことでしょう。


もう「狭義」は現代本格ミステリの源流の一つでしかないのです。そして「本格ミステリ」も「ミステリー」の本流ではなく、支流の一つでしかありません。


結局、本格村内の選挙において、表面的には皆が「狭義」をありがたがってくれたり、持ち上げてくれてたりしたのは「血筋」のおかげだったと。表立っての活動には「肩書」が便利だからと。


これからまた引き潮の時代を迎えそうですが、「血統」を絶やさないよう、頑張って下さい。

 あっというまに時が経ち

 うわ、随分さぼってしまった。この二ヶ月の間に、展覧会に出品しーの、フランス旅行に行きーの、引っ越しの準備しーの、結局引っ越し延びーの、新学期始まりーのと、怒濤のような忙しさ。そして、来月までに新作の絵(まだ下地を塗っただけ)を描かなければならないーのです。ぐぅあ〜っ…


 現在読書中なのは『魔界転生』の上巻。すんんんんっごく面白いです、ただそれだけ。