海外ミステリ、読んでます。
長野と東京を行ったり来たりの生活。東京にいるときは、知人の展示会や、お世話になった先生の展覧会や、国風盆栽展とかを見に都会へ。絵を描く時間が……。
『ボーン・コレクター』ジェフリー・ディーヴァー(文藝春秋)
探偵役を含む、登場人物の描き方がとんでもなく上手いです。ストーリーの核になる猟奇事件もなかなか魅力的だし、探偵役の道具となる最新の鑑識技術もスパイスとして効いてます。サスペンスもバッチリ。これは文句無しに傑作。
『捕虜収容所の死』マイケル・ギルバート(創元推理文庫)
謎解きミステリとしては若干不満もありますが、面白い小説でした。謎だった部分が解明されて行くくだりはかなり感心しました。ただ、第二次世界大戦時の捕虜収容所の組織構造がどんなものなのか全く知らなかったゆえ、最初のうちは戸惑いも多く、もう少し説明があったらなと。
現在は『コフィン・ダンサー』を読書中。