たまには書かないと

 おひさしぶりです。夏の間は長野と東京を行ったり来たり、しかも諸事がぽろぽろ舞い込んできて大忙しでした。今月に入ってからも、勤め先の学校の学園祭で、教職員の作品展示をやりたいので油絵を出品して欲しいと言われたので、7月の展覧会に出した絵に少々手を入れて出そうとしていたら、あっという間に泥沼にはまって大改作となってしまい、息も絶え絶えの状態です。ま、なんとか引き渡しましたが。

 読書の方はウンベルト・エーコ祭り。『フーコーの振り子』と『薔薇の名前』を読了。なんというか、知の大博覧会に手ぶらで迷い込んだような感覚でした。多分、書かれていた文章のほんの一部しか飲み込めていないと思うのですが、それでも物凄く面白かったです。『薔薇の名前』の世界(中世ヨーロッパ)にはとても興味が湧きましたし、様々な刺激を受けた読書経験でした。

 近所のブックオフで、文庫本オール100円セールが開かれていたので、海外作品を10冊程購入。今年中は国産ミステリを手にしないことが確定しました。まだ実家にも大量の海外作品があるんだよなぁ。